炭水化物は、栄養素の中で、エネルギー源となるとても大切なものです。
その大切なエネルギー源となる炭水化物を制限してしまうとどうなるか?
1.日常生活の支障をきたします!
エネルギーが不足するので疲れやすくなります。一般的には、脳に必要な糖分が足りなくなる為、脳が正常に働かずボーッとしたり、頭の働きが悪くなったり、集中力が低下したり、無気力などが引き起こされます。また、炭水化物を含む食品を避けてばかりいると、摂取できない栄養素が出てきてしまい、栄養バランスを崩して健康を害する可能性があります。
2.体臭や口臭が悪化します!
炭水化物を摂らないと、体は脂肪を分解してエネルギーを得ようとするのですが、その時に“ケトン臭”というものが発生します。甘酸っぱい臭いや、ワキガの臭いなど、様々な例えがありますが、不快な匂いには違いません。ケトン臭は、口臭や、汗、尿などから匂ってきます。
炭水化物は、食事のカロリーの50%以上を占めているといわれるほど、カロリーの元となる栄養素です。
炭水化物はとりすぎると血糖値があがり、脂肪細胞が肥大化するといわれています。そこでこの炭水化物の摂取量を減らすことで血糖値を調整し、脂肪の蓄積を抑えようというのが炭水化物ダイエットというわけです。
つまり、炭水化物ダイエットには、以下の効果があるのです。
・カロリーを抑える
・摂った食事を脂肪になりにくくする
・食欲を抑える
だからと言って、過度な食事制限をすると危険性を伴い、健康に悪影響を及ぼす可能性があるので注意が必要です。
また、ダイエットは体を健康にすることが目的ですが、炭水化物を一切取らないと言うのは危険ですし、リバウンドも引き起こします。
炭水化物を減らし、バランスの良い栄養素を取って運動などと併用する事が効果的に痩せられます。
無理な食事制限や、バランスが崩れた食生活を送っている方は、身体に負担の無いように注意しましょう!!